ピアノを手元を見ないでひく練習

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノを弾くとき、鍵盤ばかり見ていませんか?
正しくは、楽譜を見ながら手元は見ないでひくのですが・・。
どうして鍵盤を見るかというと、正しい音を弾こうとして、違う音を弾いてないかと心配になってしまう。
鍵盤をしっかり目で確認して、「ここ」という場所を見定めないと指がいかなくなっているのです。

ゆびうごく
でも、間違えたっていいじゃないですか。
思い切って手元を見ないでひきましょう。

段々慣れてきて、鍵盤の間隔が身についてきます。
ピアノランドの作者、樹原涼子先生は「鍵盤ポジション感覚」と呼んでいます。

階段を降りるとき、足元を見ないと不安だけど、じーっと目を離さずガンミしているわけじゃないですよね・
足そのものをはっきり見ているわけではなく、行く先の階段をなんとなく確かめているだけです。

ピアノも同じ。
見ているのはほとんど楽譜です。
手が遠くへ飛ぶとか、指を広げるときはちらっと確認。

実際に弾くときには楽譜に視線が戻っています。

私の場合は、特に音を外しやすいところだけ、しっかり打鍵を見届けます。

あとは焦らないでマイペースで練習。
ミスタッチをはじめは気にしないで、楽譜をしっかり見ることだけ注意しましょう。

今まで気が付かなかった音間違い、こんなところでスラーが切れてた、ここも先生に指番号を直されている。
いろいろなことに気づくかもしれませんよ。
それともう一つ。
手のフォームを直すために、手をじっと見ていることがあります。

でもこれも、正しい形を一度確認したら大丈夫。
指がへこんでいるのは、見なくても間隔で分かります。