ピアノ これだけは知っておきたい

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
日ごろ弾いているピアノについて、基礎知識をおさらいしましょう。

 

ピアノの仕組み基礎知識

ピアノの音の出る仕組みは、ピアノの鍵盤を指で押すとその力が
アクションという部分を通してハンマーに伝わり、弦をハンマーで叩くことで音が出ます。

これがピアノの音が出る仕組みです。

現代の標準的なピアノでは、白鍵52、黒鍵36の計88鍵との鍵盤数が一般的です。

ピアノに使われている部品の数は、8000個以上といわれています。

ピアノ

ピアノの種類の基礎知識

 

1.グランドピアノ

グランドピアノはピアノの最も古い形です。

ピアノを弾いた時にハンマーが弦を打ったあと、重力によって戻る性質があり、
アップライトピアノよりも早弾きができます。

鍵盤が全部戻らないうちに再度打鍵しても音が出ます

またアップライトに比べて、音がよく、演奏者の細かい表現力を表すことができます。

3畳あれば、設置できます。うちのピアノは小さいので、2畳半です。

 

2.アップライトピアノ

現在最も一般的なピアノで、グランドピアノで地面に水平に伸びていた響板と弦を
立てることでスペースを減らし、重量も200kg前後で軽量化もされ、
狭いスペースでも置くことのできるよう改善されたピアノです。

家庭用のピアノとして広く親しまれています。

グランドに比べると音質の良さは劣りますが、非常に一般的なピアノです。

ピアノのお手入れ基礎知識

 

ピアノは天然樹木の材料が主体な為、生き物と同じで湿度・温度の影響をうける
デリケートな楽器なので、こまめにケアをする必要があります。

まず、ピアノを置く環境で最も注意しなくてはならないことは「湿度」です。

これはピアノ基礎知識として最も重要なポイントです。

ピアノを置く部屋の湿度常には50~70%に保つように、
季節によって加湿器や除湿器を利用して、湿度を常に気にしてあげましょう。

そして、ピアノのお手入れは普段「ピアノの練習が終わったらお手入れする」
など定期的に行うのが基本です。

ピアノを弾いたら専用の鍵盤用クリーナーできれいに拭くことを習慣にしましょう。

ピアノの塗装面のお手入れは一週間に一度でよいので、これも塗装面専用の
ワックスやクリーナーを使用して、きれいに磨いてください。

最後にまた重要なピアノ基礎知識として、ピアノを購入したら
必ず定期的に調律を行うようにしましょう。

もちろんこれは自分で出来るようなものではありませんので、
きちんと専門業者を呼んでやってもらいます。

一回ごとにお金もかかりますが、最低でも半年に一度はピアノの調律をするようにしましょう。

私のピアノは、4か月に一度調律してもらいます。それでも、夏はかなり音が下がってきます。

ピアノを置く場所も、どこでもよいというわけにはいきません。

ピアノを所有する人の基礎知識として、ピアノを置く場所は直射日光を避け、
湯気や水蒸気の当たらない平坦な場所に置くということがあります。

ピアノは直射日光に非常に弱く、外装が痛んだり、調律が狂いやすくなるので注意しましょう。
そうはいっても、普通部屋の中央には置けないので、どうしても当たってしまうようならカーテンなどで工夫します。