こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
昨年末から 小学校高学年の生徒さんたちは
「卒業を祝う会」の準備が始まっています。
それぞれの学年で合奏や合唱 群読のようなものをするようです。
ちひろちゃん(小6)も「友」という合唱曲の
伴奏オーディションに参加。
冬休み返上で2回追加レッスンにきました。
見本動画を作りました。
さやちゃん(小5)はこれからで、
ルパン3世の合奏。ピアノパートです。
こちらは オーディションといっても
ライバルがいない状態で、信任投票のようなものです。
早速、ゆっくりのテンポで見本動画を渡しました。
学校行事のピアノ伴奏の在り方とは
いつも疑問なのです。
学校行事として行うのですから
これくらいのものは、学校で用意してくれないのかな、ということ。
既成のものがないのなら、
音楽教諭が演奏してくださったらいいのに。
とはいっても、先生がピアノ専攻の出身でない場合は厳しいので、
私たち地域のピアノ指導者に依託してくれたらなあと思います。
知らない曲や難易度の高い伴奏を
楽譜だけ渡して弾いてきて、というのは
あまりにも過酷です。
そんなことが自力でできるくらいなら、
普段のピアノレベルだって、ソナタ以上なはず。
ピアノの先生仲間でよく話題になります。
地域のピアノ指導者の役割には、
学校の合唱伴奏のレッスンも入っている、と。
現在40代以上の方は「昔は違った」と思われるでしょう。
確かに、学校の合唱曲をレッスンに持っていくのは
厳しかったと思います。
当時は先生から出される曲をひたすらレッスンするのが当たり前で、
自分が弾きたい曲を言える空気でもありませんでした。
私自身、小学校4年から高3まで
合唱で歌ったことがないくらい伴奏をしてきました。
当時のスキルからしたら難しい曲もありましたが、
全部自分で何とかしました(自慢ではありません)
そういった意味では、
ピアノレッスンの幅が広がってよい時代になったといえます。
ぜひ、学校と協力して
負担なく楽しく、ピアノ伴奏に取り組めるようになったらと願います。