葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
曲が弾けるようにならない理由 3つ目は
練習が足りない、です。
ひとつの曲を程度形にするには、曲とじっくり向き合い
理解を深める必要があります。
それには、短時間短期間ではたりないんですよね。
1つの曲にかける期間
私の好きなバイオリニストのインタビュー記事。
1つの作品にはどれ位の期間取り組みたいですか?
という質問に対して、
「最低でも半年はかけたい」
バイオリンは単旋律で、楽譜も1段です。
和音の譜読みをすることもないのに、それでもです。
楽器ごとの難しさというのがありますから
音が少なければ簡単ということではないです。
海外の夏期講習での公開レッスン。
いわゆるマスタークラスで、巨匠が
「この曲はどの位の期間練習したの?」
と質問したのに対して、ある生徒さんは「2ヶ月です」
それに対して先生は、
「2ヶ月なら始めたばかりね。」
と仰いました。
毎日の練習時間について
クラシック音楽史に名を残した
ロマン派の偉人、ショパンとリスト。
ショパンは
一日に3時間以上練習してはいけないと言ったのに対して、
リストは一日14時間練習していたそうです。
そうはいっても、ショパンの曲は難易度が高いものも多く、
譜読みだけで時間がかかると思います
手が壊れるまで弾きなさい的というような
助言をしていたという記事も。
のちにリストはメンタルの病気で亡くなっていますから
そんなに練習してたらおかしくなるよな、と思ったりもしますが。
時間だけ長くても、
内容が伴わないことには意味がないです。
最近思うのは、
ちゃんとした練習をした場合は、手より頭がつかれる気がします。
体力もおのおの違いますから、
自分に合った練習時間を見つけたいですね