葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
6月16日は 年に一度のサマーコンサート（ピアノ発表会）
先週 リハーサルも終え、出演者は衣装の確認や健康管理、
曲分析カードの仕上げをしています。
先生はこの時期は案外暇で
もうすることもありません。
今年に限って、ゲスト予定者が出演できなくなり、
その対応がありました。
（村鳥 栄舞さんという マリンバ奏者の方が出演してくださいます。）
なんとなくネットサーフィンをしていたら
こんな記事が。
藤本美貴さん ピアノはしなくていい
タレントの藤本美貴さん
お子さんがピアノを習いたがったが、
「ピアノは、置いてある場所が限られる。
そこでしか弾けないから、しなくていい」
びっくりしました。
ピアノを習わせない理由はいろいろありますが、
これは初めてです。
確かに基本的にピアノは運べません。
弾く場所を選びます。
私も、その制限をなくしたくて鍵盤ハモニカを演奏しています。
でも、だからって 習わなくていいって、
ものすごく乱暴ではないでしょうか。
自分のことならどうぞご自由に、ですが、
子どものの気持ちがもったいないです。
いろいろな楽器の基礎 ピアノ
ピアノは楽器の王様です。
一人でオーケストラ曲も演奏できます。
すべての楽器、歌の基礎にもなるので、
ピアノが演奏できたら、ほかの楽器は比較的入りやすいです。
楽典がわかっていますしね。
その証拠に、
音楽学校の入試で、
ほとんどの受験者はピアノを演奏しなければなりません。
藤本さんの考え方だと
スケートリンクに行かないと、滑れないから
スケートはしない
クライミングジムがないとできないから
クライミングはしない
プールか海がないと泳げないから
水泳はしない。
プールなら学校にあるよと言われそうですが、ピアノもあります
雪がないと滑れないから、
雪国以外の人はスキーをしない
・・こういうことになりませんか。
親と子ども 別の人格です
藤本さんは、自分から行かないと塾も意味がない、時間が過ぎるだけ
という考えのようなので、
もともと、何かを体験させて、子供自身に選択させる考えがなく、
すべて親の考えを押し付ける方なんだろうと思います。
記事に対してのコメントも、
やはり偏った考え方への反対意見が多く見受けられました。
それで、安心しました。
今は、手軽なキーボードもあります。
はじめて見て、合わなければ考えればいいと思います。
楽器を運べないだけの理由で
ピアノを遠ざけないでほしいです。
それに・・・
究極、ホロビッツやYOSHIKI のように
自分のグランドピアノを運べるほどの 音楽家になればいいんですよ。
