葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
ピアノの練習をしていて、
何度も何度も止まってしまうことはありませんか。
ちさとちゃん(小4)は、最近突然、楽譜の初見に強くなってきました。
調号が4つ程度ついていて、16分音符やシンコペーション混じりの8小節の全く知らない曲。
楽譜を開いた瞬間に初見でスラスラと視唱するのです。
楽譜の少し先を見る
以前は、先の流れがわかっていないなという印象のつまづき方をしていました。
しゃっくりしているように 同じ個所を何度も弾いて
足踏みしている感じ。
最近「楽譜の少し先を見ればいいんだね!」と自分で言うようになったんです。
この感覚は、国語の音読と同じ。
あまりにも急激に初見が上手になったので、
「すごいねえ。
どうして、そんなにスラスラと読めるようになったの?」
と尋ねると
「だって次に出てくる音って、大体決まってるでしょ?絶対いかない音があるし。」
たくさんの曲に触れていくうちに
和声の進み方がなんとなく、感覚としてわかってくるのでしょうね。
まだ和声なんて習わない小学生でも、感覚的に音の流れを理解できているんです。
このなんとなくの感覚的な理解って、すごく重要だと思います。
この感覚があると、簡単な伴奏付だってできます。
さらに、ゆめピアノでは小学校高学年は
だいたい コードの勉強をします。
コードネームが楽譜に書いてあると、
ハ長調だと C-F-G7-C って進むんだな、と覚えます。
それにしても、子供の自ら気付き、それを応用する力ってすごいですよね!!
ハ長調を覚えてしまえば、
ほかの調も理屈は同じ。
和音をつかむ左手の動きも同じですから
伴奏形が弾けます