ピアノを練習したくなる環境 1

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

「ピアノを習い始めて3か月ですが、ちっとも子供がピアノに興味を持たず

練習もしません。向いてないなら辞めたいのですが」

 

こんな質問を時々されます。

 

子どもの興味のあるなしでレッスンをやめることもあるでしょうが、

興味を持たせるのは先生の仕事でもあります。

 

まず、ご家庭での環境を見直してみましょう。

 

ピアノの設置場所

 

最初に見ていただきたいのは、ピアノの置いてある環境です。

親が子に対して、親身になってレッスンを考えているかがわかります。

 

最近オンラインレッスンの機会があり、

思いがけず私も拝見できるようになりました。

 

ポイントは、練習しやすいかどうかです。

テレビ

 

 

まずピアノの上。

物置になっていませんか?

 

蓋の上ものが置かれていると、

それを片付けない練習できません。

 

これでは、練習に対する気持ちを一気にダウンさせてしまいます。

 

 

次に、いつでも練習できる場所か。

頻繁に人の出入りがあったり、テレビの横では

集中できません。

 

さきちゃん(小1)のピアノは

きれいなカバーがかかっています。

楽譜はほかの部屋の本棚の中。

きっと、きれい好きなのでしょう。

 

でも、これでは

「さあ、れんしゅう」とおもってからピアノの前に座るまでに

ハードルが高すぎますね。

 

カバーは外して、楽譜はピアノの譜面台に。

これで、毎日練習するようになりました。

 

子どもに対する親の姿勢

口先だけの教育熱心 になっていませんか?

 

練習しなさい、とこどもをせかすものの、

いざ始めると母親は台所、父親や兄弟はテレビを見続け

 

こんな状況で、🎹の練習できるでしょうか。

 

習い始めてまだ間もない子にしてみれば

弾く楽しみにもまだであってなく 練習の必要性も理解していません。

 

「どうしてみんな遊んでいるのに、自分だけ練習なの」

 

練習意欲を一瞬でなくさせないために

子どもの気持ちを考えてあげるべきです。

 

ここまで練習したら聞かせてね。

この一言で、まったく違います。

 

ピアノを習い始めたばかりの子にとって、

最初はピアノの前に座ること自体、なかなか大変だということを

心にとめてくださいね。