ピアノの練習時間 どんなバランスですか?

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

東京オリンピック開催中。
テレビには、解説のため懐かしい、と言ったら失礼ですが、
普段なかなか見られない、スポーツ指導者が出演しています。

 

 

内村選手の残念な結果が報じられる中、
森末慎二さんが番組に登場。

男子体操で活躍した選手といえば、
最近では白井,内村、少し前だと池谷、
その前が森末だった気がします。

 

 

体操選手というのはその動きの特性から、
小柄なほど有利だそうです。

 

確かに、内村、池谷両人とも 小柄ですね。

 

 

その中で、森末さんは170センチと身長が高く、
鉄棒には不利で、苦手だったそう。

 

 

お話の中で、印象的だったことは・・・。

 

競技種目の練習は50分

 

森末さんの教え子の中でトップ選手の練習時間。

 

例えば、1日6時間の練習をする場合。

競技種目、例えば床、あん馬、鉄棒といったものの練習は、
たった50分だそうです。

 

 

 

びっくりしますね。

あとの5時間余りは、
ひたすら基礎連、筋トレをするのです。

 

 

競技種目に必要な筋肉を作るために5時間練習する。
筋肉ができていれば、競技の練習は50分でできる。

 

すごく興味深いです。

これをピアノに当てはめると・・。

 

 

スケール、カデンツ、アルペジオ
ツエルニーが筋トレに入るかどうかは微妙なところです。

 

 

きっと皆さんが好きな、
ソナタやワルツ、ショパンやベートーベンやモーツアルトの練習は
長時間しない、ということ。

 

なんとなく納得できます。

 

 

 

一般的には、
時間配分が逆になっていますよね。

スケールは最初にちょこっと弾いて、
曲の練習を始めてしまうはず。

 

 

これを機に、練習の時間配分を見直してみます。