必要なピアノテクニックを、確実に楽しく

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

学校の夏休み中に、数人の体験レッスンをしました。
すべて、ピアノレッスンの経験のある子どもたちです。

ピアノレッスン歴が5年以上あっても、音符カードを見ると下から数えている子。

手のフォームは、正しいのはどうなのかよくわからない感じの子。

楽譜を一生懸命みるあまり、ピアノにくっつくようにして弾いている子。
フォーム

どれもあまりかっこいい演奏にはならないのですが、
生徒さんの努力不足でしょうか。

批判をしたくはありませんが、これは指導者の責任だと思います。

習ったけど、やろうとしてるけどできない、というのと

知らないからできない というのは違います。

そして、先生には見てわかります。

本当に、すべての音楽学校、一般大学の音楽科に
「ピアノ実技導入指導」の科目をいれてほしいです。

仮に指導者にならなくても、教え方を知っているというのは自分自身の練習にもプラスです。

案外、上級者は、自分のしているフォーム、弾き方の理由や意味を知らなかったりします。
素直に先生に言われるまま弾いていただけ。

理論や理屈を知ることで、テクニックが確かなものになります。

体験レッスンに来たある子は、抜群にテクニックはあるのですが
ちっとも楽しそうありません。

この状態だと、いくら上手に弾けても近いうちにピアノをやめてしまうかも…

楽しさを伝えつつ、大事な技術はもれなく指導する
書けばたった一行ですが、しっかり実践するのは、多くの勉強が必要ですね。

また来週から、指導者セミナーが始まります。