発達段階にあったピアノレッスンを

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

「2歳児は信号の意味を理解できない」ご存知でしょうか。

 

小児科医の小西行郎さんによると・・。

まず、信号の色と意味を2歳児に教えても無理。
信号
4歳児はできますが、3歳児でも難しいことなのです。

 

たとえば、「青い星」、「青い車」、「赤い星」、「赤い車」の4つのカードがあります。
3歳児は色の分類はできましたが、形の分類はできませんでした。

 

色の区別をしたうえ、「停まれ」「進め」というもう1つの意味をさらに理解することは難しいことなのです。
こうしたことは時期を待たざるをえず、気づけばわかるようになっているものです。

 

教えれば何でもできるわけではなく、子どもの発達には段階があり、ある程度、時期によって覚えられることが決まっています。(ウイズニュースより)

 

 

そうなんですね。

 

ピアノでも、2歳児は「ド」を覚えることはできます。
でも、「4分音符のド」は1拍だ、というのは、理解できません。

 

「だって楽譜を見て、正しい音程、リズムで歌えるのに」と思われるかもしれませんが、
曲を耳で聞いて覚えて歌っているだけ。

 

長さは全く理解していないし、もしかしたら「ド」「レ」という音程も、歌詞としてまる覚えしているだけかもしれません。

 

 

試しに、曲を最後から逆に歌わせてみてください。
楽譜が読めているなら、歌うことができるはずです。

 

 

ピアノランドの2段階導入法は、最初は1回に一つのことしかしません。
音楽を聴いて、動物の真似をして手をたたく。
これだけです。

 

 

そこから次は『音符を見てたたく』という、見る、たたくと二つのことを練習します。

最終的には、

見る 理解する 動きに変換して動かす、出た音を聴く という4つを同時にできるようになっています。