こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
みずきさん(中2)が、合唱コンクールの伴奏をレッスンしに来ています。
曲は、坂本九の「心の瞳」。
ピアノは6年近くブランクがあり、ゆっくりなら楽譜は読める状態。
中学の合唱コンクール曲の伴奏は、ブルグミュラー終了以上のレベルだと思います。
ピアノのソロを弾くのと違い、右手がメロディを弾くのは少しだけです。
ほとんどは左手がベース、右で和音。
本来なら和音を読んだり弾いたりする練習をじっくりしたいのですが、本番の日にちが決まっているので
楽譜にフリガナを。
あとは、レッスン中に私が弾いて見せて、手のかたちや動きを見て覚える。
みずきさんはすごくよく練習してくるので、どんどん弾けています。
ただ、数日前に合唱と合わせたら弾けなかったと。
どうも、歌が速く先に行ってしまう。
…というのですが、みずきさんもテンポは遅くない。
どうも、和音が変わる時、ほんのちょっとの隙間ができて、歌が進んでしまい
気持ちが焦るのが原因のようです。
テンポをあげたい気持ちを抑えて、まずはゆっくり、ほんの少しでも間が空いたり和音の準備に時間がかからないよう、
淡々と弾く練習をしました。
あとは、間違えたら先回りして、途中から復活する訓練をしたほうがいいですね。
伴奏者は引き直しはできないですから。
今は週2回レッスンにきて頑張っています。
合唱コンクールの練習で思うのは、こういうピアニストの苦労を、お友達は知ってほしいということ。
かっこよく弾いていいなーくらいの感覚しかない気がします。
歌っている人たちは、家で自主練なんてしないんじゃないでしょうか。
ピアノ伴奏者は、家で何時間も練習して人によってはレッスンにも行くのです。
幸い、みずきさんのクラスは、練習は皆参加しているようなのでよかった。