自分で、自分のピアノの先生になって

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

千緒ちゃんのレッスン。

小学校中学年になってからピアノを始めて、とてもよく練習しています。
音感もよく、いわゆる相対音感がつきつつあるようです。

しっかりと音楽の勉強をしたい気持ちがあるので、なるべく幅広いレッスンをしています。
楽典も、早めに受験ができるくらいの知識をつけるよう、総合的なドリル。
今は音程の勉強です。

普通はドーソが5度、くらいまでは教えるのですが、さらに詳しく長短、増減まで。
でも、小学生にこれを教えた経験がないので、分かってもらえるかな。

まずはドリルで自習してもらって、分からなければ説明を足すくらいで済むかどうか。
図のようなものを用意しないとわからないかも。
音程

聴音も最近始め、簡単な音あてから今は記譜の練習です。

ドリルで練習したはずでも、正しい位置にト音記号が書けなかったり・・。
どうしてこの場所に書くか、という意味が分からないから。

ト音記号の ト は ソの音。
ソの音の位置(第2線)から書き始めてソの位置を示すから、ト音記号なんです。

レッスンノートも書いては来るのですが、たいてい「全部自信がある」
本当に自信があるのだと思います。

でも、実際ひいてもらうと、少なくとも途中で止まる。
曲想とか内容ではなくてとまるということは、自分でも気が付きます。

なぜ止まるのか。
わからないにしても、この曲のここがうまくいかない、と書いてほしいんですね。

ピアノの練習に関しては、やっぱり自分に厳しくないと・・。
レッスンは1週間に一度しかないから、残りの6日は自分が先生役をしないといけません。

なんとなく最後まで音が並んだからOKというのは、ちょっともったいないです。

レッスンを始めて2年弱で、急に成長した千緒さん。
この夏に、さらに飛躍してほしいと思っています。