はやいパッセージを弱い音でひく方法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

16分音符などで速いパッセージで、さらに弱音の時。
難しいですよね。

弱くしようとしてゆびがふにゃふにゃになり、音が抜けたり。

ピアノの鍵盤は、どこまで押し下げたら音が出るでしょう?
1番下まで?

実は違って、一番深いところのすこし手前で音が出ます。(アコースティックピアノの場合)
だから、ぐいぐい押さなくてもその前に音は出ているんです。

自分のイメージで、鍵盤の一番奥のちょっと手前に、弦がはってあると想像してください。
その針金をはじくつもりでひいてみましょう

実際にピアノに向かい、苦手だった弱音の速いパッセージを、弦をはじくつもりでひいてみましょう
16分音符

浮いたような感じになってはいけないですが、音が鳴る場所まで鍵盤が下りていればそれ以上押し込む必要はないのです。
どうですか?音の粒がそろって、軽く弾けませんか?

もう一つの方法。

ピアノの3本のペダルのうち一番左、ソフトペダルを踏む。
この場合は、軽いタッチでは音が出ませんのでしっかり踏みましょう
上手に使うと、ソフトペダルは思いのほか有効です。

私自身はソフトペダルを使うのがかなり下手なので、指で何とかしようとします。