嫌いなピアノ練習曲 必要な理由

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

曲集の曲は、クラシックでもポピュラーでも弾くのは大好き。
でも、練習曲ってどうも苦手…。

なんか、機械的な感じがするし、素敵なメロディでもない。
やりたくないなあ・・・

という気持ち、よくわかります。

生徒さんにも、曲集ばかりが先に進むタイプは結構いますよ。

 

自分が弾きたい素敵な曲の中に、こんな箇所があったら…。

右手は音階が長く続いて、転調しながら盛り上がっていく。
左手は音を4つもつかむ和音の連続。

うわあ・・・・

 

 

 

でも、もし今までにハノンや練習曲集で音階を全部練習してきた。
左手の和音も、練習曲でトレーニングした。

それだったら、あとは両手でひけるように、ゆっくり合わせていくだけでいいのです。

 

 

練習曲は、大事なことだけを重点的トレーニングする、ありがたいもの。
あまり嫌わないで、毎日少しずつ、取り組んでいきましょう
ツエルニー

退屈に思える練習曲も、メロディを歌ってみるとかわいくて楽しいですよ。
時々、発表会のプログラムにもツェルニーやバイエルを見かけます。
しっかりインテンポでひくとかっこよくて、すごいなあという感じで聴き映えします。

 

ちなみに・・・・
練習曲の中でとても音楽的な1冊を。

ピアノの練習ABC(ルクーペ)
予備練習と曲という組み合わせの24曲で、とてもきれいな曲ばかりです。

曲集としても十分使えますし、テクニックもしっかりついていきます。
簡単には弾けないので、私はしっかり練習をしてくる生徒さんにだけ使っています。