おうちの方も、ピアノの練習を見守って

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ゆめピアノには、現在3歳~60代の生徒さんがいらしています。

子供の生徒さんの場合、最初は一人でレッスン室まで来られないし、練習も完全に一人ではできません。
おうちの方と一緒に、となります。

この「一緒に」の度合いがなかなか難しくて…

ピアノを弾いているお子さんのすぐ横に立って、私の質問にすぐ答えてしまう方。
「それはれでしょ」と指示する方

私も、自分の子供のレッスンに付き添ったので、気持ちはよくわかります。

でも、レッスンを受けるのは子供。
黙って、後ろに座って見守ってほしいのです。
両親

家でする練習は、私が見ていないので様子をお聞きするしかありません。
なるべく一人で練習してほしいですが、できないこともあります。

一番困ってしまうのは、お母さんが弾いて見せてしまう。
子供はそれをマネする

確かに、これが一番手っ取り早いのです。
子供はマネの天才なので、楽譜を読まないですぐ弾けるようになります。

注意深く見ていないと、私も「よく弾けるな」と見過ごしてしまいます。

お母さんのコピーをして弾いている子は、まず楽譜を見ません。
途中からひいて、といっても弾けません。

楽譜を読んでいないから。
じゃあ、どれくらいかかわっていただくか。
同じ生徒さんでも、曲によっても違いますが、
「これは何の音?」
「うたってみよう」
「たたいてみよう」
「右だけ弾いてみよう」

のように、つぎにすることを指示するだけ。

それでできるようにレッスンしています。

これでできない場合は、そのままにしておいてほしいのです。
レッスンのやり方を考え直さなくてはいけません。

逆に、「子供にすべて任せています」と練習の様子も知らない。
これもちょっと困ります。

今どんな曲を練習しているか
いつも、通し練習ばかりしていないか
苦戦していないか

くらいは、気に留めて見守ってほしいのです。

そして、レッスンノートに気づいたことを書いていただく。
子供の話と、正反対になることもあります。

ピアノ歴によっても、おうちの方のかかわり具合は違ってきます。
面談でゆっくりご相談しますし、普段のレッスンでもいつでもおいでいただいて
ご相談したいと思います。