ピアノ どんな楽器 3つの特徴

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

ピアノってどんな楽器でしょうか?

ピアノは1800年代から多くの人々に愛されてきた楽器です。

もともとは王族や貴族の楽器として親しまれ、現在では大勢の人に演奏される「楽器の王様」と言われるほどのポピュラーな楽器になりました。

まずはピアノの魅力を知っていただくために、ピアノの特徴をご紹介します。

 

実はシンプルな楽器

ピアノは右手と左手で異なる動きをすることから、難しいという印象を持ってしまいがちですが、実は簡単に音を奏でることができる楽器です。

トランペットなどの管楽器なら、指で音を調整しながら、同時に息継ぎをしないと音は鳴りません。
しかしピアノは鍵盤を押す力は関係なく、対象の鍵盤の上を押せば音が鳴るので、誰でも簡単に音を鳴らすことができる楽器です。

グランドピアノ

表現力が抜群

ピアノの最大の特徴としては、鍵盤数が88鍵盤あり、低い音から高い音までを奏でることができるその音域の広さです。

7オクターブもの音を両手10本で演奏することができるので、スピード感のある曲でも多くの音を一度に奏でることができます。

その音域の広さから、ダークな悲しみを感じる曲から明るくハッピーな曲まで表現することが可能なので、その表現力の深さもピアノの魅力です。

 

ピアノには3本のペダルがあります。その中でも一番よく使うのがダンパーペダル(右側のペダル)です。

ダンパーペダルを踏むと弾いた音がのびて聴こえ、音を長く持続させることができます。ダンパーペダルを使うことで音と音をつなげてくれたり、余韻を残すことができたりと曲の豊かさを表現することができます。

 

ジャンル問わず楽しむことができる

ピアノはその時代背景と共に、様々なジャンルに表現を変え、歩み遂げてきました。

モーツァルトやベートーベンなどの有名作曲家が作り上げてきたクラシック、1900年代にアメリカ・ニューオリンズではジャズが誕生しました。
自分の好きなジャンルの曲を弾くことができるのもピアノの魅力の1つです。

 

 

クラシックとジャズではメロディーも曲調も全く違いますが、楽譜が読めるようになればどんな曲でも弾くことができます。
実際に「クラシックピアノを習っていただけど、ジャズのピアノの方が好きだから、最近はそっちばかり弾いているの」という方も多くいらっしゃいます。

いろんなジャンルの曲を楽しむことができるのは魅力的ですよね。