指番号のない楽譜で ピアノを弾く方法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

指番号。楽譜に書いてあって、きちんと守るのはなかなか大変ですよね。
それなのに、書いてないととても困る。

幼児の歌の伴奏譜など、全く指番号がないものも多いです。
レッスンを卒業した保育士さんから「指番号付けてください」と連絡が来ることも。

基本は自分の弾きやすい番号で弾けば大丈夫です。

バイエルなどの教則本をこなしてきた方なら、指の運び方も身に着いたはず。
でも少しポイントがあります。

 

 

1 スラーができる指使いをする。

スラーは無視しないでください。
曲を完成させる上で、記号は守らなくてはなりません。

指番号は楽譜によって記載が多少異なる場合があります。

今まで『指番号は守ってください』と書いてきたのは、初心者の場合デタラメな番号で練習すると、のちのち指の運び方がぐちゃぐちゃになる=曲が完成しなくなるからです。

せっかく長い年月かけてツライ練習に耐えてきた意味がなくなります

指の運び方の勉強のためにもハノンは絶対守ってくださいね。

 

【1小節目】

なんで同じ音なのに、同じ番号を使わないのか?
・1小節目のファはスタッカートではないので、なるべくファの音を途切れさせたくない
・同じ指(例えば4指)を使い続けると左手と合わせずらい(=右が遅れてズレる)

【2小節目】

・この指運でないとスラーができない

【3小節目・4小節目】

・流れに身を任せる(笑)

次の小節も上記と同じです。

参考程度に目安として使ってみてください。
自分の最適指番号を見つけ出してくださいね

 

2 練習のたびに指番号を変えない。

毎回毎回練習のたびに指番号を変えていたら練習になりません。
指が迷う=指が不安定になり、曲の完成が遅れるだけです。

毎度毎度次はどの指で弾こうかな…と迷うのは、無駄な時間につながります。
自分の中で最適指番号を見つけたら、楽譜に書き込むようにしてください。

練習がうんと楽になりますし、より早く完成させられます。