知っている曲を優先 大人のピアノ 上達のポイント①

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです.
大人の方がピアノが少しでも上手くなれるようなポイントを、2回に分けてお話しします。

 

知っている曲や親しみやすいを優先に

私は大人の方のピアノレッスンには、その方が知っている曲や親しみやすいメロディーの曲を優先します。

全く馴染みのない曲を弾いてもらうというのは抵抗感が強かったり譜読みに時間がかかる場合もあります。
特に大人の初級者の場合には親しみやすい曲がレッスンに有効です。

ある程度の指の練習というのが必要だと感じても、教材や練習曲集の選択には、気を使ったほうがいいと思います。
例えば、初心者だからだといって、バイエルやツェルニー100番練習曲のようなものは、ちょっと疑問です。
私は子供のレッスンでも使っていませんが・・。

大人の方が知っているメロディーの曲が、適度な初級レベルに編曲されていて、安っぽく、こどもっぽくないような曲集を数冊用意して、レッスンに使用するのが良いと思います。

10年ほど前に先生方の、教材の勉強会で。
一人の先生が「大人向けのハノンの、音符の大きいものがない。必ず子供のハノン、とか、表紙が子供向けの絵になっている。  かといって、普通のスタンダードハノンは、年配者には音符が小さくて見えにくい」とおっしゃっていました。

私は見やすいことを優先して、「子供の、と書いてあるけれど、音符が大きい方が見やすいですね?」と生徒さんに選択してもらっていました。

今は、大人のハノン という楽譜もあります。
要望が多かったのですね。

私が実際に、大人のレッスンで使っている教材です。

おとなのためのピアノ教本
おとなのためのピアノ教本 (Method1)

全くのピアノ初心者の方や、基本的なことからきっちりとやりたいという方は、教本タイプのこちらもいいでしょう。
解説がわかりやすいので、まずは独学でやってみるという方にもお薦めです。

 

 

大人のためのピアノ悠々塾 入門編”
CD付 大人のためのピアノ悠々塾 入門編

教育テレビで放送されている「趣味悠々」の大人ピアノシリーズです。程度は他にも「基礎」や「初級」といったレベルが用意されていて、自分にあったものを選択するといいでしょう。
この入門編は、簡単に編曲されたクラシックなどが入っている楽譜集です。

併用曲集として、レパートリー集もあります。