子どもが音楽好きに育つ理由

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

体験レッスンをふたつしました。

とうやくん(3歳)。
うたを歌うのが好きですが
お母さんが「音が外れてるようだけれど…」と
心配していらっしゃいます。

いつものように、体験レッスンをしました。
3歳ですが私の話もよく聞けるし、
理解力、集中力もあります。

びっくりしたのが、鍵盤のシール貼り。
黒鍵にシールを貼るのですが、
グループごとに同じ色で、きれいに位置を揃えています!!

几帳面な性格で、手先も器用なんですね。

お母様との面談で、
ご自分が子どものころに鍵盤ハーモニカを学校で弾いていて、
お友達から間違いを指摘された。

それ以来、音楽に対して苦手意識ができてしまった

とうやくんにはそういう思いをさせたくない、
と涙ぐんでいらっしゃいました。

そうですよね・・・

わたしも、小学生の頃に習っていたピアノの先生に
「あなたは歌はダメだから」といわれて
うたうのがすごく嫌になりました。

出身校の桐朋短大受験の時に、
声楽の試験があるので不安になった記憶があります。

とうやくんのお母さんは、
「自分がもし音を間違えて歌っていて、
子どもも正しく歌えなくなるんじゃないか」
とも。

大丈夫です。

お母さんが楽しく歌っているな、と伝わることが一番です。
お母さんの歌だけを聴いて育つわけでもないし、
気にしないでどんどん歌ってあげてほしいです。

お母さんのたのしそうな様子で、
子どもも「音楽って楽しいんだな」と好きになりますよ。

なおちゃん(5歳)
なおちゃん
なおちゃんがかいてくれた絵

なおちゃんは少しの間、
鈴木メソードでレッスンしていました。

楽譜を使わない、母国語の教育をしています。
CDを聴いてその通り弾く方法です。

私も3年ほどお世話になったのでわかりますが、
かなり難しいのです。

1日中、CDをかけっぱなしにするくらいでないと
習得できない。

なおちゃんは行き詰ってしまい
ピアノをおやすみしていたそうです。

絶対音感プログラムは、先生がいなくてもできる

すばらしいのは、
お母さんが一音会の絶対音感プログラムをなさっていたこと。

ハタの7本目までできているので、
7種類の和音は聴き分けられます。

体験レッスンの中でも行いました。

しっかり定着しています。

今まで私は、
絶対音感プログラムは、先生なしでは難しいと思っていました。

でも、ご家族だけでもできるんですね。

お母さんも、なおちゃん自身もよく頑張られたなあ、と思います。