歌詞や言葉にメロディをつける方法 亀有近くのピアノ教室

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

久しぶりに、保育の勉強中のみうさんがレッスンに来ました。
エチュードと、ブルグミュラーのやさしい花が
今日の曲です。

ひとつの曲の中には、
誰が弾いても弾きにくいところがあります。

左右の手の動きが、全く関連がないもの。
左手が伴奏系になっていないもの。
片手がレガートで片手がスタッカート、など。

やさしい花では、左右の動きがバラバラなところがあります
片手の練習はしますが、
完璧にひけても両手では弾けません。

どうするか。
両手で練習です。
八分音符をメトロノーム60くらいの、超ゆっくりで
1つ1つ指を確かめながら弾く。

それができたら少しずつ速くする。
これしかない気がします。

みうさん、本当によく練習しています。

曲のほかに、絵本をもとにして
パネルシアター用の曲を作るという課題も。

パネルシアターは、保育園幼稚園でおなじみで、
不織布でできた白い板を、紙芝居のように立てて
お話の主人公たちがその板上で動いてお話が展開します。

不織布なので、登場人物の絵が張り付くんです。
いやだいやだ
せなけいこさんの、いやだいやだのお話。
私が子どものころからのロングセラーです。

主人公のるるちゃんが、反抗期なのか
嫌だいやだと言って言うことを聞きません。
髪の毛も切らずに伸び放題。

すると、おひさまや、毛糸や、お母さんまで
嫌だいやだと言って、雨ばかり降ったり、毛糸が絡まったりします

このお話の内容を自分なりにまとめて
歌詞を作り、それにメロディーをつけて伴奏します。

8小節の長さで、歌詞はそれなりにできています。

あとは、みうさんの友達は、ラップ音楽のような感じで
あまりメロディラインがなく、歌詞のリズムが強調されているよう

みうさんは、メロディがあるほうがいいといいます。
それなら、なるべく言葉のイントネーションにそって、
「いやだ」なら、「どそみ」のように
抑揚が同じになるように考えたら、と話しました。

保育関係の音楽の授業は、
本当に幅が広いですね。