こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
年度始めの今頃、よそから移ってこられた方が毎年必ずいらっしゃいます。
今まで使っていたテキストを見せていただいて、大体それを引き続き使うようにしています。
前の先生がどのようなレッスンをされていたのかを知りたいのと、生徒さんに安心感を与えるためです。
何事も、一番最初の先生、教材は、教わるほうはとても印象深い想いがあり、忘れられないですね。
私自身もそうでしたが、最初についた先生のやり方に慣れて、それを無理に変えた時、頭の中が混乱することがあります。
だから、よかったところも、そうでないところも、全部ひっくるめて、
その方がされてきたことをすべて受け入れ、
まず、コミニュケーションをとって、お話しながら、だんだんと、私のやり方を受け入れてくださったらよいな、と思います。
先生も生徒さんもお互いに緊張してますから、ひとつひとつ、十分な会話を通して、
これからのレッスンを楽しく、ためになるように持っていけたらよいですね。
そして、時間中ずっとピアノを弾くことだけではなく、歌わせたり、リズム打ちをしたり・・・。
また、あまり練習してなかったり、間違えた指使いなどしていても、
あからさまに指摘することなく、そっと、こっちの方がやりやすくていいよ、みたいな言い方をします。
生徒さんには出来るだけリラックスしてレッスンを受けてもらいたい、
作らない「素の姿」をみせてほしいです。
レッスンが終わって帰られた後も、ああ、こうしたほうがよかった・・・とか
前の先生と比べてどう思っているのかな・・・などとあれこれ考えすぎてしまうのは自然ですね!
生徒さん、保護者の方との信頼関係の上にはじめて私のピアノのレッスンは始まるのだ!
といつも思っています。