こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
美津子さん(大人)のレッスン。
生徒さんたちは皆、1年に1,2回自分の好きな曲を弾いています。
美津子さんはモーツアルトのソナタ。
譜読みは早く、音はすべて並んだ状態になっています。
でも、聞いていて何を弾いているのかが耳に入ってこない。
一緒に理由を考えてみました。
・テンポが一定でない
・音がはっきりしていない。鍵盤の下までひいていない
・ひきなおしが多い
テンポが一定でないのは速すぎるから。
音が少ないところはできても、少し複雑になると遅くなってしまう。
音がはっきりしないのは、おうちで電子ピアノで練習しているのも影響しています。
意識的に鍵盤の下まで押さえるように弾かないと。
それでも、電子ピアノの機種によっては簡単に音が出るので直らないことも。
ひきなおしが多いのは、気持ちが焦るから。
テンポをゆっくり 少しずつ区切って練習
通してひいたほうが楽しいかもしれませんが、1フレーズずつ区切ってすごくゆっくり。
出来たらメトロノームをかけたほうがいいと思います。
音がそろっているか、リズムは正しいか判断しながらひくには、耳や脳がついて行けるテンポまでゆっくりに。
速いと流れしか聞き取れません
スポーツでもそうですが、上達するのには必ず地味な練習をしていますね。
筋トレをしたり、走りこんだり。
楽器の練習も同じ。
レッスンでは、ゆっくり聞きながら短いフレーズを弾く、というのを一緒にやって、
練習の仕方をお伝えしています。
なるべく忘れないうちに、同じように家でやってみてください。