こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
保育の現場でピアノを弾くとき、一番大切なのは子供を見ながら弾けること
百合さん(仮名 おとな)のレッスンをしました。
幼稚園教諭の採用を目指してレッスンしてきました。
秋からの採用が決まり、ほっとしたのもつかの間、すぐにうたの伴奏練習をしなくてはなりません。
幼稚園には園歌というものがあります。
小学校の校歌にあたるものですね。
行事のたびに歌うので、まず練習しないと・・。
そして、たいていの幼稚園には「今月の歌」というものがあります。
季節にあったもの。夏なら、うみとかトンボの眼鏡とか…。
これらの歌伴奏をどんどん練習していきます。
といっても、新学期まであと2週間ほど。
ピアノ曲をひくのと違って、幼児保育では「こどもの様子を見ながら弾く」。
楽譜をしっかり見たり 弾くことにだけ集中できません。
特別な練習をするというよりは、余裕をもってひけるようにすることでしょうか。
そのためには、楽譜をやさしく編曲しておくことも必要です。
メロディはしっかり弾いてあげないと歌えないので、左の伴奏形をやさしくする。
左手で和音をつかむのが苦手な方だと、単音に直すことも。
1小節に1音、ドー、ソー、ドー、ソーなどと弾く。
実際に幼稚園でひく前に、一人で弾き歌いして録音するのもいいと思います。
やさしく直した楽譜で、歌いにくくないか。
テンポが揺れていないか。
私自身も子どものグループレッスンの経験があります。
楽譜も手元もほとんど見ずに、弾いて歌っていました。
猛練習したというよりは、日々のレッスンで緊張感をもってひいているうちに、できるようになった気がします。
保育の仕事の中で、ピアノを弾くことはほんの一部。
それ以外の保育計画や振り返り、道具の準備など、することはたくさんあるようです。
できる限りピアノ練習の負担を減らして、こどもを観察する余裕ができるようにお手伝いしたいと思います。