こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
美津子さん(おとな)のレッスンをしました。
ツエルニーは右手のトリルの練習。
練習曲はただ指を動かす練習をしているわけではないので、強弱もしっかり付けます。
右手のトリルでフォルテを出すのは難しいので、その分左手の伴奏形で音量を出します。
曲は、邦人の「タンポポがとんだ」という現代曲。
ハ長調でドミソ、シレソの和音だけでできており、現代曲としては譜読みが楽な曲。
両手ともに、ドレミファソの5音だけでできていて、指くぐりがありません。
スタッカートで鍵盤を落とすとき、1の指の音だけ大きくならないよう注意が必要です。
メロディ、伴奏ともにすべてスタッカートでできていて、リズムが楽しいです。
まずは、両手で同時にリズム打ちをします。
場合によっては、ひくより難しいことも。
そのあと弾いていきますが、スタッカートがレガート寄りになってしまい、ところどころ音がつながっています。
すべてを同じようにスタッカートでひく。
それができると、かわいらしくて楽しい感じになります。
私と片手ずつ分担奏をして、理想形をよく聞いてからもう一度。
何度か繰り返して、少しずつ良くなりました。
あとは、家の電子ピアノでもこの感じを忘れないで練習してほしいです。
アコースティックのピアノと電子ピアノでは、スタッカートのタッチが全く違います。
意識して、短く跳ねる練習が必要ですね。