こんな練習していませんか?効率の悪いピアノ練習法

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

初心者がやってしまいがちな効率的ではない練習方法をいくつかご紹介します。

 

何も考えずにたくさんの練習量をこなす

長時間練習をすれば上達する!と思って練習をしている方もいると思います。
確かにプロのピアニストやピアノが上手な方の練習量は多く、練習量が上達のスピードを決めることも。

的確な練習をしていないと、長時間練習をしていても予想しているほどの上達は見込めません。

長時間練習することが間違いではありませんが、効率よく練習をして短時間の練習でも効果を上げるようにしたいですね。

 

基本練習せずに楽曲ばかりの練習をする

ピアノを始める方の中には「この曲が弾きたいからピアノを始めた」など、特定の楽曲に興味を持って始めた方も多いと思います。
楽譜を読める方だと、そのまま楽譜を広げて練習をしてしまいがちです。

自分の好きなように弾くことは全く問題ないですし、楽譜に沿って音をただ弾いて楽しむだけなら練習曲だけを練習するやり方でも問題はありません。

その楽曲をよりよい演奏にしたい、感情をこめて弾きたいのであれば、より表現力の高める練習を行うことが必要です。

 

 

部分練習せずに1曲通して弾く

ピアノの練習=曲を1曲弾くことだと思ってしまう方が多く、部分的な練習をせずに1曲丸ごとを繰り返し練習してしまいます。
練習する際に、1曲を通して弾くことは間違ってはいませんが、効率のよい練習方法とも言えません。

練習している1曲の中でも、何回か弾いただけでスラスラ弾けるパートがでてくると思います。

1曲全体を弾くということは、スラスラ弾けるパートを何回も練習にすること。

本当に練習が必要となるパートの練習が不足してしまいます。