心がきれいになる作曲家は誰?

こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

このホームページが、子どもの生徒さん募集を中心にしているので、
ブログも子供さんのレッスンについて書くことが多くなります。

実際は、ゆめピアノ教室の生徒さんの3分の1はおとなです。

大人なので、レッスンの後が空き時間の時は、いろいろ話すこともあります。

Aさんのレッスン。
ハノンを少しと、ラ・カンパネラをやさしくしたものと、
バルトークの子供のためにをしています。

先月までは、バルトークの代わりにバッハのインベンションをしていました。

これはバッハ
バッハ
難易度はバルトークのほうがやさしいので、
1回目のレッスンでだいたいは弾けてきます。

インベンションは難しいので、何か月も弾いても、曲らしくなりません。
バルトークくらいの曲をしたほうが、達成感があるのでは?と尋ねると、

インベンション好きなんです。

というおこたえ。

でも難しくて、仕上がらないのに…の言うと、
一周したら2回目を弾いてもいいしとのこと。

Aさんによると、バッハを聴くと浄化される。
純心になる、というのです。
バルトークも同じだと。

ロマン派とか、メロディーラインが美しい感じのものは好きじゃない。
ルバート(テンポを自由に動かす)もきらい。

あ~~!!まったく私とはあいいれませんねえ…

と笑い話になりました。

私はルバートたっぷり、ロマン派以降の曲が好きなのです。
浄化とか考えたこともなく、盛り上がらないとつまらない。

違う傾向の曲が好きな方のレッスンをすることは、
とても勉強になります。

バッハの練習は、譜読みや所見(初めて見た楽譜をすぐ弾くこと)の
力がつくのは確かです。

しんどいのですが、頑張りましょう