こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
伴奏者紹介サイトを介して、高校3年生のトロンボーン吹きから
ピアノ伴奏の依頼がありました。
音大受験の課題曲 伴奏合わせの練習です。
一般の方々は、音大受験は大変そう、といった漠然として思いしかないと思います。
器楽専攻の場合、
・専攻楽器のソロ曲 2,3曲
・ピアノ曲 2曲程度 ただしピアノ専攻の場合免除。
その代わり、簡単な歌曲が課題になっていることも。
・英語、国語 ドイツ語、フランス語を選択できる場合も
・聴音、ソルフェージュ、楽典 それぞれ別の試験があります。
・面接
大体こんな感じです。
管楽器は学校の吹奏楽部出身者がとても多く、
ピアノの経験がない生徒さんはピアノや聴音で大変苦労します。
今まで、コンクールの伴奏、録音審査のための伴奏はしたことがありますが、
音大受験のあわせは初めてです。
3曲の中に、サンサーンスのカバティーネがあります。
とてもいい曲なのでご紹介します。
試験ではオーケストラ部分をピアノが演奏します。
ピアノ編曲部分も割と弾きやすく、今すぐでも合わせられそう。
反面 ボザ作曲のバラードは、かなり省略しないと弾けなさそうです。
(時間が限られているので)
伴奏依頼いただいた
最初の文面の感じから、保護者の方が書いているんだな、と思いました。
私もそのつもりでやり取りさせていただき、結局月末に1回合わせることに。
打ち合わせがすすみ こんなメールが来ました。
「合わせの練習がなかなかできないので本当に助かります。
僕のスケジュールの都合により、15時頃から使用できる場所を探し、確保でき次第、再度連絡させていただきます。
楽譜の不備等、郵送の必要がございましたら、お知らせください。
どうぞよろしくお願いいたします。」
ん?
僕の!?
高校生が自分でメールくれてたんだ…。
上記のメールでもわかるとおり、大人びてますよね?
敬語も、私よりちゃんと使えています。
入試まであと少し。
管楽器は特に、コロナで練習制限が厳しく、
受験生には気の毒な1年だったと思います。
去年のフルート伴奏に続いての、トロンボーン伴奏。
伴奏の仕事が続くのはうれしくありがたいことです。