ピアノグレードテスト どんどん受けたいけれど

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

ともやすくん(小2)のレッスンをしました。

先日のテストで、グレード12級を取得しました。

レッスンノートに、お母さんからのお礼とこんなコメントが・・。
「2月に11級を受けさせたいです。」

 

10月からグレードテストの概要が変わり、受験曲が大幅に増えました。
それもあり、課題曲とゆめピアノで使っている教材のレベルを照らし合わせる作業をしました。

思ったより課題曲はレベルが高いことがわかりました。

 

11級を受けるためには、ピアノランド3巻の後半の力が必要。

ともやすくんは2巻の終わりをレッスンしています。
それでも、うんと余裕のある状態なら来年の2月まで3か月弱ありますし、
挑戦するのもよいのです。

ピアノ教材

でも、今回12級を受験するにあたって、課題曲のバイエルで苦労していました。
グレードテストというのは学校の受験ではなく、
今どのくらいのレベルにいるかを知るためのものです。

 

さらに、ともやすくんのお母さんは、お友達の受験級も気にしていました。
お友達は11級を受けるのです。

 

使用テキストの進みが同じであっても、本人の力は同じではありません。
お友達は、本来ピアノランド3か、4に進んでもいい力があります。

でも、教材をとばしたくないという希望で、ひとつずつ進めているのです。

 

ピアノ以外にも言えることですが、どんどん先にすすめることが良いことでしょうか。
小学校2年生で因数分解が解ける。
すごいなあと思いますよね。

 

でも、実は掛け算九九が怪しかったら?
それは、本当の力ではないですよね。

ただ因数分解の解き方は知っているというだけ。

 

仮にグレート11級を取得できても、その課題曲だけが弾けるのではあまり意味はないと思います。