それぞれに合ったピアノレッスンって?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

よく、個別塾やピアノ教室の宣伝で「一人ひとりの個性、進度を大切にします」という言葉があります。

どちらもマンツーマンですから、「一人一人に合わせる」ことは簡単にできそう。

ゆめピアノの場合・・。

確かに、生徒さんによって教材は様々。
小さい子の2段階導入法は必須にしているので、最初に使うプレピアノランドは全員です。

その他の教材は本当にバラバラ。

年齢、体格、手の大きさ、性格。
運動神経。

最近は、視覚優位か聴覚優位か によっても、教材を変えています。

耳から入ってくる情報をキャッチするのが得意か、目からなのか。

私が「一人一人に合わせる」のが難しいな、と思うのは、分量や進度。

よく勉強会で言われる最近の傾向は

・専業主婦が少なくなって、おうちでお母さんのフォローがない子供が多い
したがって、ぐいぐい進むタイプの教材を使うのは難しい

・子どもたちが忙しかったり、お母さんの仕事の都合で帰宅が遅く
練習時間が取れない

なので、進みが緩やかでわかりやすい教材を、複数組み合わせるのがコツ

と言われます。

大人の生徒さんも、たくさん練習できる方は少ない。

無理のないように ゆっくり目に…ということは多いのですが。

なかには、ぐいぐいいってほしい!物足りない!と内心思う生徒さんもいるのです。

そこを見極めないと、一人一人にあったレッスンにはなりません。

えみりちゃん(4歳)もそうです。

えみりちゃん

入会時3歳だったし、手も小さすぎるしその当時はひらがなも書くことは無理。
ゆっくりゆっくり進めてきました。

最近になって、「簡単だったー」ということが増えました。
お話が上手になったせいもあります。

スケール練習とソルフェージュを増やしたいけど、どうかなあと決めかね、
お母さんに相談。

お返事は、

美咲(お姉ちゃん、小2)よりも「ピアノが好き」という気持ちが強いように思います。
弾けるようになってきて益々楽しいようです。
新しいテキストが増えるのはきっと喜ぶと思います。よろしくお願いします。

そうだったのか…。

もっと早く相談すればよかった。

お姉ちゃんのレッスンで、」私から逃げ回っていた印象が強くて、ついついやさしめにゆっくり目にしていました。
少しスピードアップして、分量も増やしたいと思います。

弾けるようになってきて、ますます楽しい

全員がそう思ってくれたらいいな。