ピアノで和音を弾くと、隣の鍵盤も弾いてしまうとき

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

和音を弾くとき、隣の鍵盤も弾いてしまう。
こんなことはありますか?

理由は大きく分けて二つ。

ひとつは、鍵盤ポジション感覚が足りない場合。
ド~ミの幅、ド~ファの幅が体感で分かっていないために、「ドミソ」をひこうとして3の指がミとファを両方ひいてしまう。

これは、鍵盤ポジション感覚を磨くことです。
苦手な音程、例えばドミ ドファだけを弾いてみる。

あとは、ハノンの1~20も有効だと思います。

和音に黒鍵が入った場合のほうが難しいかもしれませんが、練習方法は同じです。
けんばん

もう一つの理由は、ドミソはちゃんとひいているけど、4の指がファを触ってしまっている。

この場合は、とりあえず指使いを工夫しましょう
一般的にドミソは135でひきますが、124にしてみるとか。

125という方法もあります。

でも、135に指使いできちんとひけるほうがいいので、指の独立をする練習もしたほうがいいと思います。

ハノンや、今ひいている曲で、スタッカート練習をする。
あえて指を高く上げてレガートでひく。

こういう練習をして、あとはミスしやすい和音のときは、しっかりけん盤を見てからひく。
案外、これだけで解決するかもしれません。