家でのピアノ練習 お母さんが教えてあげたほうがいいの?

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

お母さんが結構ピアノが上手な方で、こどもがピアノを習い始めた。
家でする練習はお母さんが見ているけれど、がみがみ怒って最後はケンカ。

よくある話です。

 

これについては、先生の意見は二つに分かれます。

・やさしく導いて
・練習には触れないで、距離を置いて

 

私は 「距離を置いて」派です。

次男がピアノレッスンを始めた時に、最初に先生に言われたから。
それでよかったなあと思っているから、です。

 

そうはいっても、3~4歳でピアノレッスンを始めた場合、全くの一人では練習できないんですよね。
どうするか。

なにとなにをするか、言ってあげる。
レッスンを録画する。

子どもに教えてあげるというよりは、レッスンノートに書いてある、今日やったことを言ってあげるだけ。
この曲を歌おう。
リズムを叩こう。
弾いてみよう。

これでいいんじゃないんでしょうか。

おかあさんとこども

 

間違っていたら、1~2回は言うけどしつこくしない。
気になるでしょうが、間違えたままでレッスンに来てください。

そうしたら、先生のほうで「ここの教え方が足りなかったな、やり方が悪かったな」と考えられます。

お母さんが頑張って、間違いを直してしまったら、先生は「この教え方で大丈夫」と思ってしまいます。

 

 

ピアノレッスンを始めて1.2年たったら、だんだんと一緒に練習する日数を減らします。
5.6歳で始めた子は、最初の2日くらいは一緒に練習して、あとは任せてみたらいかがでしょうか。

 

間違っていても、知らんぷりする

 

難しいのは、正解を教えることではありません。
間違っていても、知らんぷりすること。

でも、この段階を超えないと、音楽的自立ができません。

 

私自身、次男が練習しているときはすごく気になりました。

「あ~、全部フラットが落ちてるよ。」
「休符はどこへ~~?」

というのはしょっちゅう。

でも、ひたすら我慢です。
先生に直されて、本人が気づかないと先に進めないのですから。

 

 

ちなみに、「月刊ピアノ」で人気の春畑セロリ先生は
「やさしく導いてあげて」派です。