「大人になってからピアノを始めてももう上達しないんじゃないか」
絶対にそんなことはありません。
楽器は何歳から始めても十分に上達することができるものです。
特に、大人から始めるのに、ピアノとフルートは向いていると言われます。
なぜでしょう。
正しい音程で音が出るから。
フルートは、音を出しことそのものにちょっとコツがいりますが
でれば正しい音程です。
ヴァイオリンなどの弦楽器、クラリネット、ホルンなどの管楽器は
そうはいきません。
むしろ、正しい音程、きれいな音を出すのに
努力がいります
ピアノはとりあえず、誰が弾いても、正しい音程で音が出ます
子供からピアノを始めた人と大人からピアノを始めた人の差とは?
今回は子供の頃にピアノを始めた人とは具体的になにが違うのか。
大人から始めた人が練習するにあたり、
効率よく上達するためのポイントなどをまとめてみました
これを参考にして今からでもピアノを始めましょう。
よく「ピアノは子供の頃からやっていないとうまくならない」といわれますよね。
わたしも、そう思っていました。
自分は子供のころから習っていたし、周りの弾ける人もみなそうでした。
実際は、大人から始めても、弾けるようになります。
私の生徒さんにも、何人もいらっしゃいます
具体的に大人からと子供からではどんな差があるでしょうか。
子供と大人では上達する上限が違う
ピンとこない人もいるかもしれませんね。
これは、水泳などのスポーツで考えてみるとわかりやすいです。
子供の時に始めた場合、レベルは最高でオリンピック出場や世界記録まで上がる
大人から始めるとレベルは最高でも4種シニア記録までしか上がらない
こんなイメージです。
なんだやっぱり大人から始めてもうまくならないんじゃないか!って思った人、
そう思うのは早いです。よく考えてみてください。
水泳4種メドレーで、シニア記録を出したことがありますか?
ピアノに当てはめても同じことです。
どうして始める時期によって上限の差が生まれるのか
理由は大きく二つ
優れた音感が身につくのは幼少期の音楽の経験によるものが大きい
これは聞いたことあるんじゃないでしょうか。いわゆる絶対音感といわれるものですね。
絶対音感は7歳までしか習得できないとも言われています。
脳の発達によるものです。
うちの教室では、絶対音感レッスンは、6歳半までスタートに限定しています
この時期に音感が最も発達すると考えられているためです。
理由の2つめは、
ピアノの指を動かす神経は12~14歳ぐらいで最も発達する
これは厳しい。
中学で部活に熱中する時期にが大事だったのですね。
音大に進もうと思ったら、中学生の時にしっかり練習しないと。
この時期にピアノを集中的に練習することによって一生モノのピアノ指が出来上がるわけですね。
主にこの2つが大人から始めた人との大きな差ということです。でも…
この差が影響してくるのはプロレベルになってから
ある一定のレベルまでは練習量で十分カバーできると言われています。
効率よく上達していくには
大人は練習時間の確保が一番の課題でしょう。
平日は仕事がありますし、休日でも家族がいるお父さんは家族サービスをしなければならないとか…。
イクメンも多いですし。
なので効率よく練習することを心がけましょう。
自分で工夫して練習の能率を上げることができます。
もちろん、レッスンでも一緒に考えます。
子供だとそこまで考えて日々練習してる子は少ないでしょう。
30分の練習時間で1時間の練習効率を、
1時間の練習時間で2時間の練習効率を上げられるように集中してやっていきましょう。
具体的には、
短い時間に効率よく練習する方法はこちら