こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
自分の子どもに、ピアノを習わせた方がいいか‥
悩む親御さんも多いと思います。
ピアノは別に弾けなくたって生きていくことはできます。
仕事に必要かどうかなんてことはおいて、なんでピアノを習うか。
習ったら何がいいのか。
習わないで終わる人生と、たとえ1~2年でも習った経験がある人生と、どっちがいいのか。
なんてことを、私も、息子たちを育てながら折々に考えてきました。
ちなみに、長男はピアノのレッスン経験がありません。
仕事で必要な方、例えば小学校の先生とか、保育士さんとか、
弾けてよかったという経験をしている方は、習ったことを肯定的に捉えています。
困ったことに4歳くらいの子が将来、どんな職業につくかなんて誰にも予想できないんですよね。これは私が教えた大きい生徒さんですが、小さい頃親御さんが習ったらと言っても「別に習わない」と言っていたそうです。
「もっと強力に習いなさいって言って欲しかったって親に言ったんですよ。そうしたら、親からは
”散々、やったらって声をかけたわよ。その時やらないと言って、行かなかったのはあなたでしょ”と言われました」
と言う話を聞きました。
大人になってから習ってうまく続く方も、
やってみたけどダメだったという場合もあり、
子どもの頃親御さんに引っ張られてレッスンに行っていたことを振り返って
「やらなきゃいけないことがある経験をしたことは良かったかも」
「発表会とか楽しかったこともある」と肯定的に捉える方も。
「私は興味なかった。上手くなりたくもなかった。
親が自分がやりたかったんだから自分でやればって思ってる。
ピアノも音楽も大嫌い」
とネガティブな方向に進む人もいるのがとても難しいな、と思います。
役に立つかどうか?
お子さんが嫌がってなかったらなんとなくゆる~く習ってもいいような気がします。
中には「なんにも習いたくない子」もいるけど、
ピアノ教室で「音が読めてなんとなく歌えて、知ってる曲が右手でも弾ける」のをまず目標にしたら、リコーダーの練習も大変じゃないと思います。
習い事を
役に立つか、立たないか
だけで考えるのも、ちょっと寂しいですしね。
ピアノ、弾けたらいいな。
この気持ちがあったら、一番うれしいです。