この曲は何を目的にしているの?練習曲の取り組み

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

生徒さんたちには、本人の課題や必要に応じて様々な練習曲集をやってもらっています。
練習曲は、題名がなく番号のみのものだったりして

生徒さんたちにあまり親しみを感じてもらえず

「なんかめんどくさい」

「むずかしそう」

から「練習曲、きら~い」

になってしまいがちです。それは避けたいと考えています。

 

 

ツエルニー

指の練習用に書かれている練習曲集、

例えば「ハノン」「ピッシュナ」「クラーク」などはそれぞれ、フィンガートレーニングや

スケール(音階)アルペジオ(分散和音)など、

徹底的に繰り返したり、似たようなパターンがたくさん出てくるという特徴があります。

わかりやすいかもしれません。

チェルニーなどの練習曲はそれぞれの曲で学ぶことがあります。

徹底的にスケールが出てくる場合、左手重視の場合などはわかりやすいのです。

1曲に複数の学習ポイントが含まれていると、わかりづらいかもしれませんね。

 

エチュードを使用せず曲の中で課題を抜き出してレッスンをする、ということもできます。
ただ、学習内容がコンパクトにまとめられた曲であるエチュードを適宜取り入れるといいことが。

曲だけをやっていて煮詰まったとき、

悪戦苦闘して抜け出せないことで「この曲もうやりたくない」となりにくい。

生徒さんを見ていると感じます。

 

練習曲の中でも

ショパンやピアノの練習ABCのように、美しい曲のほうが、

やりがいもあるし、きいていても気分がいいことは間違いありません。