こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
学校の夏休みを機に、生徒さんの退会&入会がありました。
学校のある間は日々のルーティンでじっくりと考える時間がなく、
授業がない8月に、親子でゆっくり話し合って、ということでしょう。
どんな理由であれ、別れは悲しいものです。
ピアノレッスンは1対1で長い期間かかわります。
当然、ピアノ以外の生活に触れることも多く、
家族以外に、長く生徒さんの成長を見守る 数少ないおとなです。
退会した後、生徒さんにどんなふうに音楽とかかわってほしいのか。
考えました。
私たち指導者は「どんな生徒さんに育てたいか」と考えることはよくあります。
選ぶ教材や募集する生徒さん、教室の雰囲気、発表会のあり方など、
育てたい生徒さん像によって、大きく違ってきます。
ゆめピアノでは、
生涯にわたって音楽が楽しめる を基本にしています。
転居などにより先生が変わっても、困らないように
楽典をしっかり、譜読みも根気よくレッスンしています。
コンサートを聞いた時も、漠然と
きれいだな~ だけでなく、
ああ、途中から短調になったんだな
スタッカートで 馬が走る様子を表してるんだな、など
より具体的に、深く聞ける力を育てています。
中高生や社会人になり、吹奏楽、バンドなどでアンサンブルするとき。
曲の全体がわかって、どの楽器がどんな役割をしているかわかるように
普段の教材で、楽曲分析をしています。
様々なシーンで音楽が楽しめるような生徒さんを育てたい。
ということは、退会した生徒さんにも、
🎹を弾くだけでなく ほかの楽器を演奏したり、
聴いたりしてほしい、ということですね。
レッスンから離れても、ピアノを弾き続けてくれたらうれしいです。
実際に、ぷりんと楽譜で曲を探して、
気分転換に弾いている卒業生もいます。
↑のようなことができるためには、
10年間は、レッスンに通ってほしいです。
体験レッスン時に
「10年間、続けてくださいね」とお話しするのは
こうした理由があります。