こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
「私は、湯山昭が好き」、と、
小1の生徒さんが、言いました。
来年のサマーコンサートででは、湯山昭の曲集の中から、
すでに弾きたい曲を、選んであるのだそうです。
「もしかして、もう、少しくらい弾けるの?」
ときいてみると、
「うん、この辺まで弾ける!」
ということで、弾いてもらうと、
1ページ目の最後の方まで、譜読みをしていました。
すごいなぁと思ったのは、
うきうきするような、楽しくなるような、弾むような気分を、
最初から表現しようとしていたことです。
さすがに、「好き」というだけ、ありますね (^∇^)
この子は、音感のいい子です。
お母様もピアノを弾く方で、
湯山昭の子どものピアノ曲のCDを、
かけてくださっているそうです。
やりたい気持ちと、
耳から入ってくる音楽そのものと、
音高が分かる音感と、
読譜力と、
今できるテクニックに支えられて、
この子は、表現することを楽しもうとしているのですね。
ピアノ教育で、
興味や、やる気や、感性を育てることは、とても大切です。
そして、やりたい気持ちを表現するための、
読譜やテクニック等の基礎力をつけることも、
とても大切です。
車の両輪は、どちらが欠けてもいけないのですよね。