ふざけちゃったけど

葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

こどもが ちゃんとしなければいけない場面でふざけてしまう

こんな悩みはありませんか

 

ふざけてしまうのはいろんな理由があります。

照れくさいとか。

なにかごまかしたいとか。

 

入会したての頃のはるとくん(3歳)
まだレッスンのマナーもよくわかっていない1、2回目のレッスンですから、

「できるから、一人でやる〜」と私の手を払い除けたり、

話を聞かずに好きなようにしようとしたり。
おかあさんとこども

理由を尋ねると、「本当はできるんだけどね、ふざけたの。」と話してくれました。

「苦手なことや難しいことがあると、ふざけてしまうんです。」

レッスン後、様子をご覧になっていたお母様が、と説明してくださいました。

 

こどもも 間違えたくない気持ちを持っています

私はその生徒さんに「上手にできなくていいんだよ!先生もできないことたくさんあるよ。

たぶんおかあさんだってできないことや苦手なこともあると思うよ。」と話しました。

すると生徒さんは「何が苦手なの〜?」と興味津々でした。

この生徒さんは『ちゃんとできないといけない!』という気持ちに

縛られすぎていたのかもしれません。

 

これは意外と子供に多くて、

絶対音感で、音をこたえるときに間違えたくなくて答えない場合があります。

 

絶対音感習得の過程で、

ミスは必ず起きます。

先生はそのミスの種類をもとに、

すすめ方を考えます。

 

はた

話は少し脱線しますが、人は、寝返りすらうつことのできない赤ちゃんからスタートします。

それから経験を積み、脳が発達するに連れて、

行動できるようになったり、言葉を話すようになったりと成長していきます。

でも大人になっても知らないことや、できないことってあります。

赤ちゃんって歩こうとするとき、何度転んでも、失敗しても、諦めませんし、

恥ずかしがりもしません。

(照れてる乳児っていたらおもしろい)

人々は成長する過程で、人目を気にすることや、恥ずかしいという感情というのも学びます。

 

そうするうちに、『「知らない」「できない」自分は恥ずかしい』と壁を作ったり、

興味はあるもののチャレンジする前に諦めたりするようになってしまいます。

知らないことに わくわくしよう

でも知らないことやできないことって、恥ずかしいことでしょうか?

 

聞くは一時の恥

知らぬは一生の恥といいますが・・。

知らないことやできないことに出会ったときに、

「知りたい」「できるようになりたい」というワクワクを楽しめる方が、

明るくなるように感じます。

「知らないこと」「できないこと」に出会った時の

ワクワクする気持ちを持ってもらえるようなレッスンをしていきたいと思っています。