シニアの方たち 年代による特徴2

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

シニア世代の年代的な特徴を考えます。

 

じっくり学べる70代

70代になると 60代のころのやり方が通用しなくなります。

直前だけの1週間づけなど、

がむしゃらに練習しても難しくなります。

 

学習欲求に関する調査によると、

70代より60代のほうが様々な学習欲求が高いようです。

 

ただひとつ、つながり に対する欲求だけは

70代のほうが高かったそうです。

60代の学習者、学習の成果に目標や満足を感じます。

ピアノでいえば、 曲が弾けた、教本が上がったなどですね。

 

70代になると、例えば人間関係のコミュニケーションを

目的に参加する人が多いそう。

 

70代の生徒さんは、ピアノを通して先生や

お子さん、お孫さんとつながることをとても貴重なものに感じています。

 

ご紹介するのは、以前70代の生徒さんに書いていただいたアンケートです。

 

75歳とみこさん

60代まではまだほかのこともできるし、

遊びたいこともいっぱいあったので、ピアノは適当にやっていました。

 

(とみ子さんはシルバーコーラス、福祉間のボランティア、カラオケもしていました)

 

それが、70代になってから、ピアノをやっていて本当に良かったと思うようになりました。

ピアノは人生のタカラ、生きがいになっています。

 

 

とみ子さん、ありがとうございました。

 

もともとコーラスをやっていてアルトを担当。

音が取れないので、ピアノで音が取れるようになりたい、と

レッスンに来てくださいました。

 

60代では曲の難しさや知名度に目がいっていたけれど

70代になると、深さ(音楽の)が大切に思えるようになる。

 

何に価値を感じるかは年齢とともに

変わってくるのでしょう。

 

 

ちなむに、5年、10年前のやり方が

通用しなくなるのは、シニアに限りません。

 

私は50代半ばですが、

40代にやっていたような練習はできなくなったと思います。

 

はっきりしているのは、

連続して練習できる時間が短くなったことです。

 

カバーするには、短時間で回数を重ねるしかありません。