こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。
小さいから、ピアノ歴が浅いからまだできない、と決めつけてはいけないなと感じることが二つありました。
なるきくんのレッスン。
プレピアノランドでは、ピアノの弾き始めは黒鍵から。
2つ、3つの塊になっていて見分けやすいから。
黒鍵二つ(ドシャープ、レシャープ)をいっぺんに弾くのは、割と簡単です。
黒鍵3つを、234の指でひくのはは少し指を広げる感じになるので難しい。
さらに黒鍵三つを れみふぁ(それぞれシャープ)のようにレガートでひく課題になると、
さらに大変です。
まず音がでない。
出ても切れる。
いずれはできるので、ある程度で先に行きますが、もういちど
「スラーがついているから、切れないようにこういう風に」と見本を示すと
ちゃんとできます!!
前回はできなかったので、指の力がついたか こつがわかったか、意味がわかったか。
先生の側が「これは無理だな」と決めてはいけないですね。
ありさちゃんのレッスンでは、音階練習を始めました。
まじめに一生懸命弾いて、正しいのですが、レガートにはなっていません。
音階はこの先ずっと付き合うので今はこれでいいかなと思いつつ 「ガシガシひかないで、サラーっとひけるかな」と
見本を示すと、これもとてもよくできます。
以前、コンクールで生徒さんをたくさん受賞させている渡部先生のセミナーで、
「ノミは、ふたをするとその高さにしか飛ばない。
そして、そこまでしか飛ばなくなる」というお話がありました。
「このくらいのレベル」と決める理由はどこにもありません。
3歳だから
ほかの子もそうだから
いつも練習しないから
全部違いますね。
昨日まで練習しなかったけど、今日はするかもしれません。
レッスンに慣れて、見方も聞き方もマニュアル化しないように、気をつけたいです。