レッスン室の本棚には、楽譜がずらり・・・・
よ~く見ると、同じ曲(曲集)の楽譜が何種類もあります。
たとえばこれ。
ベートーベンのソナタ集です。
白いのは春秋社版。日本の楽譜出版社、春秋社が作っています。
微妙な紺色のほうはヘンレ版。こちらはドイツで作られています。
この中のソナタを練習しているときに、先生のお勧めで購入しました。
白は小学生で、紺は30代になってからです。
新しいのを買ったから、ふるいのはいらないのでは?
・・・・確かにねえ、本棚には限りがあるし。
ちなみにうちの本棚は、アップライトピアノより重い状態です。
でも、捨てられないのです。
もったいないから?
努力の血と汗の結晶がしみこんでいるから?
収集癖があるから?
どれもありそうですが、答えは
先生の書き込みがあるから 楽譜は捨てられません
ちなみのこれはベートーベンのソナタ 熱情第1楽章の一部です。
そのときに教わった数々の注意、
弾きにくいところ、
練習方法などがたくさん
書き込まれています。
これが、次に同じ曲を弾くとき、生徒さんに指導するとき大変参考になるのです。
書き込みいっぱいの楽譜、皆さんも大切に~
それと、書き込みはよく見て弾きましょう…決してスルーしないようにお願いします