こんにちは。葛飾区白鳥ゆめピアノ教室のいしごうおかです
みうさんの就職祝いで、ランチをしました。
保育士を志望して、高校2年からレッスンに来ていました。
努力が実り、区内の保育園で4月から働き始めます。
レッスンは、どの生徒さんにも全力で当たっています。
ただ、レッスン後は特に気が合う生徒さんがたまにいます。
みうさんもその一人。
レッスンが30分なのに、そのあと30分近く、お話ししていることも…。
以前レッスンに来ていた、絵里奈さんもそうでした。
90分レッスンをしたあと30分話していたり…。
みうさんは高校2年から大学4年まで6年間来てくれました。
女の子が、すごく変化の大きい6年。
高校生の時は、今風の制服のスカートが短いギャル。
レッスンにも遅刻が多く、ほとんど練習もしてきません。
ランチの時も「ほんとに練習してなかったですよね～」と笑っていました。
大学は、ピアノが特に厳しい聖徳大学。
これでいいところに就職はできるだろうと思いましたが、
カリキュラムがとてもきつい。
常に課題に追われていました。
ピアノも「これって保育士さんに必要なの？」と何度も行ってしまうほど
難度の高いものが多かったです。
ピアノ以外にも、「先生、相談してもいいですか？」ということは多かったです。
手遊び歌、伴奏付け。
わたしもグループレッスンの経験があるので、ほぼ知っている知識で答えられました。
でも「活動のための曲を作る」は経験なし。
音楽教室では楽譜は豊富ですし、
一応決まったカリキュラムの中で進めるので、自分で曲までは作らなかったです。
こうやったらいいんじゃない、とか、一緒に悩みました。
それでも一番大変だったのはピアノ。
私が太鼓判を押している曲で、試験に落ちたのも1度や2度ではありません。
試験に立ち会っていないので確定できませんが
緊張のため普段通りでなかったか、私が思っているよりも採点が厳しいか。
いくつもの試験をクリアし、就職試験も奮闘して
あと2週間で本物の保育士さんです。
一番成長が分かったのは、「連絡メール」
高校生のころ
いきなり本文で
「今度の火曜日、5時は空いてますか」
誰からのメール？？
その都度、メールでは名乗って、
何日の何時は空いていますか、と最低書いてねと返信。
いまでは、お世話になります、から始まって
申し訳ありません。先生のご都合はいつがよろしいですか。よろしくお願いします
お母さん方でもなかなか書けないような、そつなくしっかりしたメールを送ってきます。
みうさんには、もともと人との壁を作らない、
天性の性格が備わっています。
保育士さんとして、すごくプラス要素だと思いませんか。
私が20代で経験したように、
「年上の、子育て経験のあるお母さん方」との付き合いで、
苦労することもあるでしょう。
持ち前の打たれ強さと明るさで、前進してほしいと思います。
卒業、就職 本当におめでとうございます。
園行事で困ったら、また困らなくても、連絡待っています。
