趣味で楽しむピアノ教本 シニア向け教材を使ってみて

こんにちは。葛飾区ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

山崎さん(70代)のレッスンをしました。
シニアピアノ

趣味で楽しむピアノ教本という、こちらの教材を使った初めての生徒さんです。

先日のレッスンで第2巻に入りました。

使ってみた感想は、なかなかいいなという感じです。
まず、楽譜が大きくて見やすい。

フリガナはない。

曲を始める前に必ずリズム練習がついている。

困っている点は、
譜よみから始める、という割には、音符を読ませる課題がないことです。

このあたりは先生が独自に楽譜を読ませたり工夫が必要でしょう。

少し先ですが、11月から著者の元吉先生のセミナーがあります。
ぜひ受講しようと思います。

ドリルも併用されています。
シニアの方は、こどもと違って理屈はわかります。

なので、先取りしてドリルをやろうとするんですね。

それはそれで、わからない部分がはっきりするのでいいかなと思います。

大人のレッスンをしていて、少し困っているというか申し訳ないなと思うことが。

うまくひけなかったり、直されているのにできなかったりすると、
大人の生徒さんは100%「すみません」とおっしゃいます。

できないからレッスンしているのですし、何も悪いことや失礼なことをしているわけではないのに。

ひろしさん(60代)なんて、もう10年は通っていても、1回のレッスンで何回もすみませんとおっしゃいます。

そんなに恐縮しなくても、と思いますが、実は私も自分のレッスンに行って言っています。
あまり意味はないのかなあという気もしますね。

山崎さんも、「すみませんー」とほんとに申し訳なさそうにするのですが、
そんなこと言わなくていいんですよ、といっても効果はなさそうなので、流しています。