ピアノの練習方法を、一緒に考える

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです

 

レッスン2年目、小4生徒さん。
ピアノが大好きでよく弾いてきてくれる子なので、バルトークの「ミクロコスモス」を導入しました。
古典をしっかりと学ぶのも初歩から大事ですが、現代の作曲家であるバルトークのミクロコスモスは素晴らしい教材でもあるので、学べそうな人には適宜、導入しています。

生徒さんの課題、「ミクロコスモス1」の「パストラル」。
左手の動きに神経を配っておらず、右手になんとか合わせてもらっている感じです。
タイの音符は長さがだんだんわからなくなってしまうので、リズムをうったりして確認しました。

 


 

レッスンを進めながら、生徒さんに質問を投げかけてみました。

「Cちゃんは、新しい宿題もらったら最初、どうやって練習をはじめるの?」

 

私が尋ねると、Cちゃんは

「まず、楽譜を全部よむ」

と答えました。その先を促すと、真面目な顔で

「片手ずつ弾いて、できたら両手をやる」

という答えが返ってきました。

Cちゃんの練習でよいのは、いきなり座って音を出すのではなくて、まず「読む」ということをしてから始めるということです。

新しい曲をもらったら、ワクワクどきどき、すぐ音を形にしたくなる。でもそこでぐっとこらえて、楽譜を読む。

そのあとの、「片手ずつ弾く」という方法。これも「あり」といえば「あり」なんですね。
私も子どもの頃はこの方法で練習をしてきました。ただこの方法、案外読譜のスピードが上がらないのですよね…。
それは、仕上げの状態が想像しづらいからです。Cちゃんは今回、「パストラル」でそれが出てしまいました。
 

部分練習や、フーガなど多声部でできている曲のパート分けは大事です。片手練習が必要ないと言っているわけではなく、どこで取り入れるかということを、生徒さんと一緒に考えています。

「趣味なのにそこまで考えさせるの?」

そんな風に驚かれる方もいらっしゃるかもしれませんが…。
様々な習い事をしている子も多く、今は小学生でもとても忙しいです。ゆったりした時間を持ってほしいと先生としては思いますが、時代がスピードを求めていることもありやむを得ない部分もあります。

 

それなら、趣味でピアノを続けて楽しめるようにするには、まず「弾けた!」という実感から楽しさ、満足感に結びつける必要があると考えています。

 

ですので、練習の方法を一緒に考えることで練習効果をアップし、

短時間の練習でも上達を感じることができるようになります。

趣味で習うって、案外いろんなことをする必要があるんです。

でも難しいことではなくて、学年や経験に合わせてレッスンします。