こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
昨年冬から教室移動してきた小5男子くん。
入会前に、お母様から
「練習しないので困っているんです」
と、お悩み相談をされた生徒さんです。
練習をしない理由を本人に以前尋ねたところ、
「やらなきゃいけないことはわかっているが、うっかり忘れてしまうんだ」
と言っていました。そ
のため、とにかく毎日忘れないように練習するということをやるため、
ちょっと声かけをお願いしていました。あとは、アラームもかけてもらいました
伴奏オーディションの楽譜をもらってきて練習していましたが、
本人の意思で「伴奏オーディションには、参加しない」と決め、
「この曲を1サマーコンサートで弾きたい」というので、練習をたくさんしなきゃいけないよと伝えました。
そのついでに、「本当はさぁ」と小55くんが、私に語ってくれた話です。
「前の教室って、1冊しか本やらなかったんだよね(知ってるよ)
やってもやっても、”簡単な曲”ばっかり入ってて、いつになったら”ちょっと難しい曲”になるのかなって思ってた。
1冊しかないから、すぐ飽きるし、
難しい曲弾けるのかなって思ってたらやる気がなかった
意外な告白に、内心私は驚きました。
ふざけているような、適当なような、やる気がどこまであるのかなと思っていたあ幼5くん。
実は、やる気はあったんです。
物足りなかったと。
お母様から前の週に伺った話でも、「この子は、ピアノの曲が好きでずっと聴いていた」とのことでした。
ピアノを習いたいといったのも、本人だそうです。
下地はできていたのです。
練習をやってこないのには、本人なりに何か思うところがある。
その話を、今回きけたのは良かったと思いました。