こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
ドビュッシーは日本人にもとても人気があります。
アラベスクや亜麻色の髪の乙女が有名ですね。
1862年にパリ近郊に生まれ、20世紀初頭にフランスで起こった印象主義の渦中にいました。
印象派の人たちが影響を受けたのが日本の浮世絵です。
ドビュッシーの作品 海 の初演の楽譜の表紙は
葛飾北斎の木版画 神奈川沖浪裏 が印刷されていたそうです。
今はサーファーにも人気の湘南の海を
ドビュッシーはどのような気持ちで眺めたのでしょうか。
ドビュッシーといえば、私はあまり演奏するのが得意でなく、
生徒さんが弾きたいというので慌てて練習したものもあります。
以前、サンマルクカフェでピアニストを募集しており、
受けに行きました。
その時の演奏試験の曲が、ドビュッシーのアラベスク。
審査をする店長さんの注文は
静かに小さい音で。
レストランですから、飲食するお客さんたちの会話の邪魔になってはいけない。
それでも、小さい音ながらもすてきに
生演奏ならではの音にしなければ。
苦肉の策で、🎹の左側のペダル、ソフトペダルを
ずっと踏みっぱなしで弾きました。
あんなに肩に力の入ったのは、珍しかったです。
そのかいあって合格し、しばらくの間
千葉のサンマルクで、お誕生日や結婚記念日のお祝いや、
食事のBGM演奏を務めました。