こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
モーツアルト、ハイドン、ベートーヴェンでは、ハイドンが一番年上。
古典派の基本を作った一人で、『パパハイドン』と呼ばれ、尊敬されています。
ハイドンの有名な曲の一つに
交響曲小品曲94「驚愕」があります。
ド、ド、ミ、ミ、ソ、ソ、ミーではじまる びっくりシンフォニーです。
音楽界の最中にうとうとしてしまう宮廷の人たちを
巧みな音の使い方で目を覚まさせようとしたといわれています。
このハイドンを尊敬していたのがモーツアルト。
35年という短い生涯の間に、美しい曲を山ほど書いたのはよく知られるところ。
「モ-ツアルト」という映画も人気があり、親しまれています。
トルコ行進曲は子供もよくレッスンしますね。
モーツアルトより14歳年下なのがベートーヴェン。
彼は、モーツアルト作曲のピアノコンチェルトを数多く演奏したそうです。
この時代に確立されたコンチェルトは、3つの楽章で構成されています。
主に第1,3楽章に家電つあという部分があります。
独奏者が一人で、即興で演奏していました。
今では、のちに演奏されたカデンツアが、楽譜についていることも。
楽譜には、
即興の最後にこの音を弾いたらオーケストラも入って、
終局に向という決まりがありました。
ベートーヴェンはモーツアルトのテーマを使って、
なんと1時間近くカデンツアを弾いてしまったことがあるそうです。
そのくせ、ベートーヴェンは自分が作曲したコンチェルトには
「このカデンツア部分はこの通りに弾いて」と、自分で即興部分も作曲。
ほかの人に即興演奏をさせなかったそうです。
(これでは、カデンツアといわないですよね)
それほど、自分のイメージを大切にしてほしかったのでしょう。