ミスをしても味のある演奏とは?

こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです。

 

映画で宇宙人が話すシーンといえば棒読みの機械的な話し方

ワレワレハ ウチュウジンダ っていうあれですが、

最近聞かなくなった気もします。

 

あの、ロボットのような話し方、感情がないから。

その代わり、プログラムされた通りのことはできます。

 

AIBOや介護用ロボットが優秀になっても

プログラムされてない動きはできません。

 

発表会でも、緊張のあまり棒読みのような演奏をする人がいます。

聴いていると間違えるわけではなく、それなりに上手なのですが、

聴き終わって何も残りません。

 

「今、何を想像して弾いていた?」ときくと

なにも・・

 

という答えが返ってきます。

 

間違えないようにと力が入ったり

緊張して手が震えたり、音楽以外のことで頭がいっぱいだったのでしょう。

 

この男の子は、どんな風に思っているのかな?

 

そこで、普段のレッスンで

「このフレーズはどんな情景が思い浮かぶ?」

「この男の子は、どんなこと考えてるかな?」

 

と、具体的に想像する手伝いをします。

考える

「春風が吹いている」

「嵐で風が吹き荒れる」

では、出てくる音色がまったく違います。

 

こういった言葉のやり取りで、不思議なことに

それまでとは別人のように心のこもった演奏になります。

 

 

作曲家は、何かに心を動かして作品を作ります。

演奏する人は、それを想像しながら

聴く人に伝わるように演奏したいもの。

 

人としてピアノを弾くなら、

自動演奏ではできない心のこもった音を伝えたいのです。

 

私もよくありますが、

恥ずかしがらずに心のママに表現する。

 

これができたら、ミスがあろうと指が回らなかろうと

きっと味のある演奏になると思います。