こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
ピアノは、長く続けてこその習い事です。
幼少時からピアノを習っても、中断なくずっと続けているということのほうが実は珍しいのではないか。
ピアノ愛好者の大人の方や、大人生徒さんたちとお話して感じるようになりました。
嫌になったわけではない習いごとを中断してしまう理由は
「環境の変化」と、「経済的理由」。
指導者をしている方でも、ピアニストでも、結構やめていた時期がある方は多いのです。
「だから、ピアノを習いなさい」という著書を出されたピアニストの黒河好子先生は、受験でピアノをやめてしまっていた時期があったそうです。
手の故障で休んでいた方も結構多い。
ピアニストとか、ピアノの先生でも中断経験があるのですから、音楽を仕事として志すわけではない学習者の皆さんが中断するのは当然なのかもしれません。
ピアノ 休んでも復活することが大切
環境が変わって、続けるのが困難になる場合もあります。
転勤族のご主人と結婚した後輩は、それまでのようにレッスンを受けたり、コンクールやステージに出ることが難しくなりました。
健康の問題もあります。病気で体力が奪われてしまったり、入退院を繰り返してピアノどころではなくなる場合。
ご自身でなく、ご家族の介護で消耗される場合もありますね。
中断しているのは「やめている」わけではないんですよ。
「お休みしている」だけ。
そのお休みが、ときに20年以上になってしまうかもしれないけれど。
お休みする前と同じようには弾けなくなってしまっているかもしれないけれど。
中断したって、戻ってくればいいんです。