こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
中学生でもレッスンを続けている生徒さん。
面談で、お母さんからお話を伺いました。
「もし、小学校卒業でレッスンをやめてしまったら、
ただ数年”習ってみた”だけで終わっていたと思います。
せっかく習ったなら、形にしてほしいですが、
大手の音楽教室だったら難しかったかなと思います。
日程変更はできるとしても、担当の先生が代わってしまって、
レッスンに慣れるので終わってしまったり、馴染みのない先生ではと思うと・・・。
細かく対応していただけていて、先生もずっと変わらないから
安心して続けられるのではと思います。
通常のレッスンは練習会や試合を優先することはありますが、行事についてはピアノ優先に考えています」
なるほど、と思いました。
彼女はスタートがやや遅めの小3です。
伸び悩む時期と高学年の勉強が多少忙しくなる時期が重なり、ここでやめてしまう子もいます。
しかし、お母様が考えたとおり、たった3~4年習っただけでは
まだ「ピアノを習った」と言える力がついたとはいえない。
せっかく習うなら、なんらかの形になるまではと考えられたのだということがわかりました。
こういう風に保護者が考えることは
意外と難しいのです。
特に、生徒さんが第1子の場合
中学生活が親子ともに初めて。
部活で朝早く夜遅くなり、
定期試験も。
とにかくこなしていくことに精いっぱいで
ピアノのレッスンまで気持ちが行かない。
そこで、少し待ってみよう、という余裕のある対応をするのは
難しいことです。
全然練習できないし
もったいないからピアノレッスンはやめます。
本当にもったいないのは、
中学生活になじむ、🎹の続け方をも模索しないことなのに・・。
小学校までと同じように
毎日必ず練習して、レッスンに行く。
という流れは、なかなか難しくなります。
部活のない日に集中して練習とか
譜読みはレッスン室で終わらせるとか。
教材にも配慮が必要です。
小6からの延長、では 続けられないことのほうが多いのです。