こんにちは。ゆめピアノ教室のいしごうおかです
私たちピアノ教師の勉強会で、最近よくあるテーマが
「練習してこない生徒さんのレッスン、教材をどうするか」
というテーマです。
私個人の意見としては、練習してこないならゆめピアノに来てくれなくていい
本当は、ピアノを習わなくていいんじゃないかな、と思っています。
例えば、小さいころから習っていて、中学生になって、とか中学受験で
練習ができなくなった、というなら、分かります。
そういう生徒さんには、教材を減らして、曲を選んで
レッスン中に両手で弾けるようにして帰宅させています。
そうではなくて、初めから練習しない。
おうちの人もフォローできない。
そういう場合の先生の悩みです。
ゆめピアノでは、体験レッスン時に
ピアノは毎日の練習が欠かせません。
最初の1年は、おうちの方が一緒について 見守ってほしい
とお願いします。
それができない場合はほかの教室を選ばれるので、
最初から練習しない、できないという問題は起きません。
レッスンを始めたけれど、
お母さんが出産で余裕がなくなり、
練習につきあえなくなった、というのはよくあることです。
こういう場合は進度を落とします。
ゆっくりゆっくり、レッスン中に、生徒さん自身に練習の仕方を覚えて
もらいます。
あとは、🎹の時間だよ、という声かけは、なるべくしてもらう。
それもできない場合は、アラームをかけて 練習の合図にしてもらう。
練習したくない生徒さんの場合は、
なぜなのか
疲れて眠いのか
周りに兄弟が遊んでいて誘惑されるのか
単に、じっとしているのが嫌いなのか
原因を探ります。
眠い場合は練習の時間帯を検討
兄弟には、練習の時間を伝えて、15分だけでも協力してもらう
じっとしていられないなら、タイマーをかけて最初は1分でも
ピアノの前に座ってもらう
根気よく続けるのが一番です。
1歳、2歳の兄弟たちでも、
毎日毎日「これからお姉ちゃんは、練習だから、時計がここに来るまで静かにしようね」といわれていれば
だんだん理解します。
おわったら練習したお姉ちゃんお姉ちゃんも、協力した兄弟たちも
よく頑張ったね、とほめてくださいね。